レオくん、亡くなりました

昨夜は子供と寝た。
朝起きたら、レオくんが亡くなっていた。
それまで毎晩、一緒に寝てたのに。

明け方、チョコを仕事部屋に放り込んだとき、
何故様子を見なかったんだろう。

でも、分かってた。昨晩がやまだって。
ソファの下にもぐりこんだレオを見て、この
ままそっとひとりで逝かしてあげようと思っ
た。

レオの闘病に関して、とても難しい問題をつ
きつけられたけれど、私の選択は自分にとっ
てはとても正しいことだったと思う。

レオを猫として猫らしく最期まで看たかった。
治る見込みの薄い大手術はしない。必要以上
にメスを入れたり針を刺したりしない。
嫌がる口に無理矢理エサや水を入れない。
ひとりになりたいときに、一緒にいない。
一緒にいて欲しいときは、床でだって寝る。

骨盤骨折の子猫時代にどなたかに保護されて、
皮膚病と猫風邪をかかえて我が家に来た。
治療が済んだ矢先に横隔膜ヘルニアが見つか
り、今日までの日々。
私たちがレオにしてきたこと、レオにとって
正しかっただろうか。

いまは苦しさから解放されて、天国でフカフ
カの毛並みで快適に穏やかに過ごしているレ
オを想う。

いままで本当にありがとう。お疲れ様でした。